デッキ構築講座

【迅雷スパークで遊ぼう!】ゼラオラGXデッキ構築講座

迅雷スパークに収録された雷タイプのGXポケモン《ゼラオラGX》。このカードを使ったデッキ構築のポイントをご紹介。デッキレシピを参考に、自分だけのデッキを作って遊んでみよう!

アローラ! へるです!

新しいスタンダードレギュレーションが発表されてから1ヶ月以上経ちましたね。

9月以降はそのルールを使ってチャンピオンズリーグが開催されるので、今から練習している人もいるでしょう。

私も本格的に練習を開始するため、今回からは新スタンダードレギュレーションに対応したデッキを解説していきます。


さて、今回の記事は”新弾デッキ構築講座シリーズ“第二弾です。

7月に発売したSM7a「迅雷スパーク」から “パッケージを飾る《ゼラオラGX》と同じパックに収録された《ツボツボ》” を組み合わせたデッキを紹介していきます!

かっこいいけど《ゼラオラGX》をどうやって使ったらいいかが分からない…相手のポケモンを一撃で豪快に倒したい!

そんな人が使って楽しいデッキになったと思います。


では行きましょう!


サンプルデッキレシピ

【ゼラオラGX & ツボツボ】

ゼラオラGXデッキ構築講座

デッキレシピ


デッキインフォメーション

アーキタイプ ゼラオラGX & ツボツボ
レギュレーション SM1~SM7a
作成者 へる

デッキ概要

ゼラオラGXとは

《ゼラオラGX》とは迅雷スパーク」のパッケージポケモンです。

  • 自ポケモン全員のフットワークを軽くする特性「じんらいゾーン」
  • 安定して大ダメージを与えるワザ「プラズマフィスト」
  • エネルギーの準備を自力で行えるGXワザ「フルボルテージGX」

優れた特性とワザの組み合わせでできた強力なポケモンですね。

欠点らしい欠点は「プラズマフィスト」を使うためのエネルギーが多いことと、連続でワザを使えないことくらいですが、それも自分のGXワザと特性でカバーできます。

今回は《ゼラオラGX》のタイプとパワーを最大限活かすため、 “「フルボルテージGX」で複数の《ゼラオラGX》を準備して、あとはひたすら「プラズマフィスト」する” というシンプルなデッキにしました。

※詳しい《ゼラオラGX》の解説はこちらの記事をどうぞ

トラッシュにエネルギーを用意する

「フルボルテージGX」で最大限エネルギーをつけられるよう、まずはトラッシュに5枚の《基本雷エネルギー》を用意します。

ここで便利なのが特性「なましぼり」を持つ《ツボツボ》です。

「なましぼり」は” デッキから直接基本エネルギーを3枚までトラッシュできる“という優れものの特性。

手札からベンチに出した時しか使えないものの、《ツボツボ》を2体出せば即準備OKというわけです。


もちろん都合よく《ツボツボ》を持っているとは限らないので、ボールカードやサポートカードを使って手札に加えます。

その中でも《ハイパーボール》《マーマネ》は使うときに手札を2枚トラッシュするので、この効果で《基本雷エネルギー》をトラッシュすればお得です。

これらのカードを組み合わせれば、《ツボツボ》を2体使わなくてもトラッシュにエネルギーが用意できることが多いです。


全員一気にスタンバイ! フルボルテージGX

トラッシュにエネルギーを用意しながら平行して、《ゼラオラGX》をバトル場とベンチに合わせて2~3体用意しましょう。

このデッキは《ゼラオラGX》が最後までワザを使い続けるので、3体にエネルギーがついていると息切れせずに戦えます。

トラッシュにエネルギーが用意でき、《ゼラオラGX》が複数出てきたら準備完了。

バトル場の《ゼラオラGX》《基本雷エネルギー》をつけ、「フルボルテージGX」を使いましょう。一気に全員がワザを使える状態に近づきます。


注意する点として、”エネルギーを《ゼラオラGX》達につける時はそれぞれに2枚ずつつけること“。

こうしておくと、次の番に1枚エネルギーをつければどの《ゼラオラGX》もワザが使えるようになります。


また、《サンダーマウンテン◇》があれば2枚エネルギーがついている状態でワザが使えます。

これが一部のポケモンに3枚つけるようにエネルギーを偏らせてしまうと、3枚ついた《ゼラオラGX》を倒された後にすぐさまワザを使えなくなってしまいます。バランスよくつけましょう。


どうしても《ゼラオラGX》が3体用意できない場合は2体に3枚ずつエネルギーをつけるか、3体目の代わりに《カプ・コケコ》を用意してエネルギーをつけてもいいですね。

あとで紹介するグッズと組み合わせると、GXポケモンではない《カプ・コケコ》も頼もしいポケモンになります。

グッズと合わせてプラズマフィスト!

「フルボルテージGX」でまんべんなくエネルギーをつけたら、あとは毎番ひたすら「プラズマフィスト」。

そのままでも160ダメージ与えられますが、《エレキパワー》《こだわりハチマキ》といったグッズを使うとさらに大ダメージが出せます。


《エレキパワー》は使った番、自分の雷ポケモンのワザで与えるダメージが+30されるパワフルなカードです。

相手のバトルポケモンに与えるダメージしか増えないものの、1枚使うだけでHP190のポケモンを一撃で倒せます。


逆に《こだわりハチマキ》はポケモンのどうぐなので、つけていればずっと与えるダメージが+30されます。 しかし相手のバトルポケモンがGX・EXポケモンでないと効果がありません。どちらも手軽にポケモンを強化できるので、相手によって使い分けましょう。


HP190というのはたねGXポケモンの基準となる数値“で、それにグッズを1枚使うだけで届くのが素晴らしい点です。 また、2枚を組み合わせて使うことでダメージは220まで届きます。これは”1進化GXポケモンの基準となるHP210を超えています“。

相手の手ごわいGXポケモンを拳一つで沈めていく… その姿はまさに”迅雷“です。

デッキ概要まとめ


というシンプルな戦い方のデッキです。

後攻の最初の番に準備が整えば、そのまま「フルボルテージGX」を使って即「プラズマフィスト」できるスピードが強みですね。

ただし後攻を選ぶと、手札が悪い時に何もできないことがあります。 安定して戦いたいなら先行を選び、最速で「プラズマフィスト」を使いたいなら後攻を選びましょう。


キーカード解説

《ゼラオラGX》

このデッキの主役。 “かっこよくてかわいい“。

1回の対戦で4枚《ゼラオラGX》を使うことはほぼありませんが、何体も並べたいので枚数が多い方が用意しやすいです。

また、最初にバトル場に出ているとスムーズに準備ができるので、なるべく手札にあってほしいのが本音。 ということで最大の4枚採用になりました。


ちなみに「プラズマフィスト」を使った次の番、《ゼラオラGX》はワザを使えません。 なのでバトル場にいる《ゼラオラGX》をにがし、ベンチで準備ができている《ゼラオラGX》を代わりに出すことで、連続でワザを使っていきます。 《ゼラオラGX》の特性「じんらいゾーン」によってにげるエネルギーがなくなっているので、エネルギーをトラッシュする必要はありません。


また、「プラズマフィスト」のワザが使えない状態は”ベンチに戻るとリセットされます“。 つまり《ゼラオラGX》をベンチににがした後、再びバトル場に出すことで、連続で「プラズマフィスト」が使えます。 バトル場に出す時は、サポートカードの《グズマ》を使うとスムーズに入れ替えができるのでオススメです。


《ツボツボ》

「フルボルテージGX」のためにエネルギーをトラッシュするポケモンです。 1回の対戦で使うのは多くて2枚、まったく使わない時もあります。

しかし「フルボルテージGX」を使わないとワザが使いづらいので、なるべく早いうちにエネルギーをトラッシュしたいことが多いです。 特に後攻の最初の番では、あるかどうかで成功率が全く違うので、最大の4枚採用です。

注意しなければいけないのが、”手札からベンチに出した時しか使えない“特性だということ。 《ネストボール》でデッキから直接ベンチに出しても特性は使えないので、《ハイパーボール》やサポートカードで手札に加えましょう。


※ちょっと寄り道

このデッキは実際に使う枚数よりも多く《ツボツボ》やボールカードが採用されています。 対戦の後半になれば役に立たないカードなので、無駄があるようにも思えますね。


これは”準備を終わらせないと、そもそもまともに戦えない“という考え方に基づいています。 対戦の前半でより早く準備を終わらせるため、同じカードをたくさん引けるように何枚も採用しています。 このデッキでは《ハイパーボール》《マーマネ》があるので、いらなくなったカードはトラッシュしてしまいましょう。


《カプ・コケコ》

にげるエネルギーがないので、一番最初に出すポケモンとして使いやすいです。 最初に《ゼラオラGX》が手札になかったとしても、あとでベンチに出して気軽に入れ替えられます。


《ゼラオラGX》の代わりに戦うポケモンとしても優秀なので、「フルボルテージGX」でエネルギーをつけてもいいですね。 《エレキパワー》《こだわりハチマキ》で強化すると、GXポケモンではないものの侮れないダメージを与えられます。 他にも「かいてんひこう」で相手のポケモン全員にダメージを与えておけば、HPの高いポケモンも倒しやすくなります。

《ゼラオラGX》をうまくサポートしてくれる相棒として頑張ってもらいましょう。


《マーマネ》

カードを引きながらエネルギーをトラッシュできるのが強力です。「フルボルテージGX」の準備を進めながら手札を増やせます。 後半もいらないカードをトラッシュできるので、リーリエを使った時とさほど変わらない枚数が引けます。


エネルギーをトラッシュできるサポートには《かんこうきゃく》もありますが、今回は採用していません。 理由は”トラッシュしたくないカードが手札に多いと、引けるカードの枚数が少なくなってしまう“から。

例えば《基本雷エネルギー》が2枚で、残りの5枚が別のカードな手札の場合、《かんこうきゃく》を使ってエネルギーをトラッシュしても引けるカードは1枚だけです。


手札を全てトラッシュして5枚引くということもできますが、トラッシュしたカードを再利用する手段がないのであまりしたくありません。特にサポートカードは貴重なので、大切に使います。

ということで必要なカードだけトラッシュしながら十分カードを引ける《マーマネ》を優先しています。


《エネルギーつけかえ》

《ゼラオラGX》の準備には直接関わらないものの、痒いところに手がとどくカードです。

例えば対戦開始時に《ツボツボ》がバトル場にいる場合、まずは《ゼラオラGX》をベンチに出してから、《ツボツボ》《基本雷エネルギー》をつけてにがします。

「じんらいゾーン」のおかげでエネルギーをトラッシュする必要がないので、その後に《エネルギーつけかえ》を使います。

すると、《ツボツボ》をにがしながら「フルボルテージGX」を使う準備が整うというわけです。


他にも、《ゼラオラGX》についているエネルギーを《カプ・コケコ》につけかえることで、いきなりワザを使うこともできます。 《ポケモンいれかえ》と違い、動きの幅を増やしてくれる面白い効果といえます。

とはいえ対戦の序盤から手札にありすぎても困るので、少なめに2枚採用です。

《エレキパワー》

雷タイプのポケモンがワザで与えるダメージを増やしてくれる強化グッズです。

《こだわりハチマキ》との違いは2つ。

  • 雷タイプのポケモンしか活用できない
  • 使った枚数分ダメージが上がっていく

つまり同じ番に2枚使うと、相手のポケモンに与えるダメージは60増えます。

《こだわりハチマキ》と合わせて何枚も使うことで、《カプ・コケコ》の「ライトニングボール」ですらGXポケモンを倒せるだけのワザに変わります。

ワザが使えるようになった後は手札にあるだけ便利なカードなので、最大枚数の4枚採用です。

《サンダーマウンテン◇》

雷タイプポケモンが使うワザの、必要な雷エネルギーを1つ減らしてくれるスタジアム。

エネルギーは自分の番に1度しかつけられないので、1つずつつけていくと「プラズマフィスト」を使うには3ターンかかってしまいますね。

それが1ターン早くワザを使えるようになり、相手よりも先に行動しやすくなるのが最大の利点です。


ただしこのカードはスタジアムなので、お互いの雷ポケモン全員に効果がある点には注意する必要があります。

また、プリズムスターなのでデッキに1枚しか入れられないので、これに頼った戦い方はできません。

あくまで「あると便利なカード」として考えておきましょう。

カスタマイズポイント

《クワガノン》

「フルボルテージGX」ではなく、《クワガノン》のストロングチャージを使って《ゼラオラGX》のワザを使えるようにしていきます。

《クワガノン》が2進化ポケモンなので出しづらいという欠点はあるものの、一度出せば特性で安定してエネルギーをつけられます。


また、GXワザを違うポケモンが使えるようになるので、別のポケモンと組み合わせることもできます。 《ゼラオラGX》の別の可能性を生み出してくれるポケモンです。

《レックウザGX》《ミステリートレジャー》

「烈空のカリスマ」のパッケージポケモンである《レックウザGX》を主力として戦います。通称【ゼラオラレック】。

「フルボルテージGX」でエネルギーをつけるのが、《ゼラオラGX》ではなく《レックウザGX》になっているのが最大の特徴です。


《レックウザGX》のワザ「ドラゴンブレイク」は、自分のポケモン全員についているエネルギー枚数によってダメージが上がります。 これに「フルボルテージGX」と《レックウザGX》の「しっぷうどとう」と合わせることで、対戦の序盤から「プラズマフィスト」を超える大ダメージを出せます。


ドラゴン・超タイプポケモンをデッキから手札に加えられる《ミステリートレジャー》で安定感が上がるのも素晴らしいところ。

《ミステリートレジャー》は使う時に手札を1枚トラッシュする必要があるので、これと《ハイパーボール》でエネルギーをトラッシュして「フルボルテージGX」の準備を進めることができます。

弱点として、エネルギーがついた《レックウザGX》がきぜつしていく度に「ドラゴンブレイク」のダメージが落ちていきます。

これを補うために《ねがいのバトン》をつけながら戦うのもいいですね。

その他

このデッキを使っていると、《ツボツボ》《こだわりハチマキ》が多いかな?と感じることがあると思います。

そんな時は1枚を別のカードに差し替えて、自分好みにカスタマイズしてみましょう!


例えば

  • 相手のスタジアムやポケモンのどうぐをトラッシュできる《フィールドブロアー》
  • トラッシュにあるサポートを再利用できる《ともだちてちょう》
  • 雷タイプのポケモンがより長く戦える《エーテルパラダイス保護区》

などなど。


デッキの作り方に正解はありません。 自分の周りにいる対戦相手はどういうデッキを使うのか? 自分はこのデッキでどういうことをしたいのか? いろいろ考えながら試行錯誤してみましょう。


デッキを作るのはカードゲームの魅力の一つです。ぜひ自分だけのデッキを組み上げてみてください。

おわりに

いかがだったでしょうか。 SMシリーズのカードだけで組んだとは思えないほどに攻撃的で、「フルボルテージGX」の爽快感がやみつきになるデッキになったと思います。

読んでくださった方が新スタンダードレギュレーションについて考える時、何かのお役に立てれば幸いです。


ではまた! 次回お会いしましょう!