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【CL京都】ガブギラは正解だったか?【参加レポート】

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Pokead Prosのイノウエ選手による大会レポート記事です。ポケモンカード チャンピオンズリーグ2019 京都大会 での各試合の様子や心境、使用した《ガブリアス&ギラティナGX》+《カラマネロ》デッキの反省点や今後の課題をお伝えします。

アローラ! Pokead Prosの「へる」こと「イノウエ タカヒロ」です。

CL京都も無事終わり、身の回りが少し落ち着いてきたので、反省を含めた大会のレポートを書きました。

マッチングの振り返りだけでなく、大会に至るまでの心境や使ったデッキの問題点などを記しておこうと思います。

大会結果とマッチング

使ったデッキは【ガブギラマネロ】です。解説記事は別途書きましたので、よろしければそちらもご覧ください。質問や意見等もお待ちしております。

1戦目【レシラム&リザードンGX】先行 勝ち

初戦でまさかの友人とマッチングして大笑いしていましたが、おかげで緊張がほぐれました。

対戦自体は仮想的だったこともあり、スタートした《ガブリアス&ギラティナGX》《アセロラ》で回収した後はひたすら《ギラティナ》ビートしていきます。

最後はダメカンを乗せた《レシラム&リザードンGX》《ガブリアス&ギラティナGX》で奇襲的に倒して勝ち。

2戦目【ジラーチサンダー】先行 勝ち

サイド先行され続けて苦しい展開が続くも、《ガブリアス&ギラティナGX》で相手の攻撃を耐えてどうにかサイド取らせないターンを作り出します。

《アセロラ》を構えてサイドレースの覆しを狙うも《バリヤード》を出されて冷や汗をかきます。幸いアタッカーを枯渇させられたおかげで《あなぬけのヒモ》《バリヤード》を引っ張り出すことに成功。

《バリヤード》を倒した後は《アセロラ》がギリギリ間に合ってサイドレースを逆転し、そのまま勝つことができました。

3戦目【ジラーチサンダー】先行 勝ち

《カラマネロ》が集中砲火されていたので、その間に「カラミティエッジ」でサイドを順調に取っていきます。《ジラーチ》を早めに狩れてリソースの余裕を無くせたこともあり、このまま押し切れると油断していました。

しかし《フーパ》の「あくのいましめ」から70ダメージ受けた後、《カウンターゲイン》込みで《カプ・コケコGX》が起動して「カプサンダーGX」の200ダメージで《ガブリアス&ギラティナGX》が気絶。

一気に追い詰められたものの、

の流れを必死に決めて無理やり突破しました。

これで完全にリソースを枯渇させることに成功し、そのまま押し切って勝ち。危なかったです。

4戦目【ガブリアス&ギラティナGX】先行 負け

《ゲンガー&ミミッキュGX》スタート、他エネと《グズマ》のみという事故。

「ホラーハウスGX」から粘ったのですが、相手の優位が崩せずに負けてしまいました。

5戦目【レシラム&リザードンGX】先行 勝ち

《ギラティナ》ループで戦うも、相手が《ヒードランGX》と回復手段入りだったので中々際どい戦いになりました。

残りサイド1枚のタイミングで「やぶれかぶれ」を受け、《こだわりハチマキ》《あなぬけのヒモ》《グズマ》さえあれば勝てる状況になるも、二度の「ねがいぼし」でも引けず。

その間に時間切れになってしまったので、一か八かにかけて《ゲンガー&ミミッキュGX》を準備し、《あなぬけのヒモ》で出てきた《デデンネGX》に対して「ポルターガイスト」を試みます。

結果的に相手の手札にトレーナーズが3枚あり、元々「やぶれたとびら」で乗せていた10ダメージと含めてピッタリ倒せましたが、完全に運で拾った試合でした。

6戦目【ジガルデ】後攻 勝ち

《ジガルデ》《カラマネロ》がひたすら狩られている間、《ガブリアス&ギラティナGX》でひたすら盤面の《ジガルデ》を減らしていきます。

《フーパ》の「あくのいましめ」で70ダメージ受けるものの、相手の《ジガルデ》はもうほぼ狩り尽くしていた上、《ジガルデGX》がベンチにいなかったので大丈夫だろうと油断します(デジャブ)。

しかし返しのターン《シロナ》から《ジガルデGX》が颯爽と現れ、《ダブル無色エネルギー》《マルチつけかえ》2枚で一気に「ジャッジメントGX」を撃たれました。流石に嘘だと言ってほしかった…

幸い《ジガルデ》1体と《ディアンシー◇》の強化だけだったのでギリギリ倒されずに済み、返しのターン逃してから《ゲンガー&ミミッキュGX》の「ホラーハウスGX」で縛り、「ポルターガイスト」で勝ち。

《格闘道場》を引かれていたら負けていただけに生きた心地がしませんでした。

7戦目【ガブリアス&ギラティナGX】後攻 勝ち

お互いGXポケモンがわしゃわしゃ出てくる盤面になり、《カプ・テテフGX》が早々に落とされてしまいましたが、《ギラティナ》《こだわりハチマキ》込みで《ガブリアス&ギラティナGX》を倒すことに成功します。

《カラマネロ》を縛られながら《リセットスタンプ》を撃たれて動きが鈍るものの、しっかり《リーリエ》でリカバリーできたのでなんとか動き続けられました。

最後は「やぶれたとびら」+《グズマ》《こだわりハチマキ》込みの「シャドーインパクト」で《カプ・テテフGX》を倒して勝ち。《マサキの解析》で必要なパーツをかき集められたのが光る試合でしたね。

8戦目【ガブリアス&ギラティナGX】先行 負け

手札が微妙だったのでどうしても《カプ・テテフGX》を出さざるを得なくなり、一度は《アセロラ》で回収に成功しますが、《リセットスタンプ》を連続で使われて再び出さざるを得なくなります。

再度《アセロラ》での回収を狙いますが、デッキを大量に掘っても一向にアクセスできず、そのまま押し切られて負け。追い詰められた状況を作ってしまった時点で負けが決まっていました。

9戦目【レシラム&リザードンGX】後攻 勝ち

またも《ヒードランGX》入りのタイプです。単構築はいずこ。

事故気味の手札で動きが鈍るも、辛抱強く《ギラティナ》ビートをし続けてアタッカーとなっていた《イーブイ&カビゴンGX》をどうにか倒します。

度重なる「やぶれたとびら」で《レシラム&リザードンGX》に30ダメージが乗った為、《グズマ》+「カラミティエッジ」で綺麗に落とせてサイド6:2から逆転勝利ができました。危ない。

10戦目【サーナイト&ニンフィアGX】後攻 負け

予選最終戦は《マーイーカ》スタートで《ゲンガー&ミミッキュGX》《カラマネロ》2体、あと《基本闘エネルギー》とかいうとんでもない事故手札。

最後はきちんと戦わせて欲しい!という願いも届かず、「ホラーハウスGX」も言えないままワンサイドゲームになってしまい敗北しました。

最終結果は7-3、92位でした。決勝トーナメント進出を目標にしていた上、最終戦は不甲斐ない決着だったこともあって本当に悔しかったです。

CL京都の振り返り

京都に前日入りし、友人達と合流してデッキの最終調整を行っていたのですが、精神面ではプレッシャーに押し潰されそうでした。

CL千葉で2-3強制ドロップという過去最悪の成績を出してしまい、またあの時と同じように負けたらどうしよう…と考えすぎたせいで出発前日に熱を出したりするほど追い詰められていました。

幸い現地では一緒に参加する友人達や、応援してくれる人の強い励ましによって楽しさが上回り、無事参加することができました。

大会自体も見ていただいた通り激戦が多く、序盤から辛勝ばかりで生きた心地がしなかった反面、ポケカはやっぱり面白いな〜と再確認できた気がします。

大会は悔しい結果に終わりましたが、一緒に練習した友人達も多くが予選完走でき、大会後は新たな友人も増えて交流の輪が広がりました。

勝つことが最大の目標なものの、そもそもなんで自分はポケモンカードをやっているんだろうというところを忘れかけていた気がします。それを思い出せたという意味では今までで一番価値のある大会でした。

今の自分はいい意味で肩の力が抜けた感じです。JCSが楽しみになってきました。

反省点と今後の課題

デッキコンセプトについて

解説記事まで書いておいてなんですが、《カラマネロ》型が正解だったのかは怪しいところです。

というのも《カラマネロ》型は一度盤面が整うと《リセットスタンプ》に屈さない強力な状況が作り出せるのですが、その分初手の内容によって展開に大きくブレがあります。

最低限これだけやらなければならない上、奇襲コンボを決めるには更にカードが必要になるので、《ウルトラネクロズマGX》程ではないですが理想の動きのハードルが高いです。

手札がボールと《基本超エネルギー》《リーリエ》みたいな内容ならまだしも、《こだわりハチマキ》《あなぬけのヒモ》《グズマ》といった展開にかかわらないカードが多く採用されているのでかなり内容が偏ります。

また、中盤以降の《リセットスタンプ》には強いですが、序盤にハンドリフレッシュを使われるとこのハードルが一気に高くなります。

ボールや《マサキの解析》を厚めに採用することである程度ケアしたつもりでいましたが、やはり必要枚数が多いことには変わらず。予選10回戦中1敗しか許されないCLにおいて不安定な選択になってしまったのは否めません。

実際負けた試合ではかなりひどい事故を起こしてしまったので、ここが響いてきてしまったかという印象です。一度ならまだしも、予選で怪しい初動をしている試合がざっと振り返っても2~3回。安定感がありませんね。

リストの詰めが甘い

大会一週間前の土日に友人達と合宿をし、《ガブリアス&ギラティナGX》に可能性を感じてからは前日の練習まで一人でリストを煮詰めていたのですが、色々と見落としている点がありました。

例えば《マーイーカ》は「さいみんじゅつ」より「すみをはく」方がいいと思います。「カラミティエッジ」の下準備が行なえますし、「やぶれたとびら」と「ちょくげきだん」で倒されるデメリットは《ガブリアス&ギラティナGX》を誘い出すメリットにもなります。

これは大会後に他の人のリストを見ていて気づいたので、そもそも入れる選択肢がありませんでした。プール内のカードはしっかり確認しないといけませんね…

また、《アセロラ》の枠を捻出するのに《カラマネロ》ラインを減らしたのですが、当日は《カラマネロ》を狩られ続けて動きが縛られるケースが多々ありました。

初手にポケモンが来た時無理やりトラッシュしなければいけない試合も多かったので、せめて《レスキュータンカ》は入れておくべきでした。仮想敵へのシミュレートはバッチリだったものの、それ以外のパターンを詰めきれていませんね。

デッキプランについて

今回解説した《ガブリアス&ギラティナGX》のプランは、まだテンプレートなリストが世に出回っておらず、何が来るのか分からないという状況でのみ有効になるものです。

《ガブリアス&ギラティナGX》《ゲンガー&ミミッキュGX》も手の内が完全にバレているとケアはそれほど難しくないので、今後はまたちょっと違う角度から攻める必要があります。

また、上位卓にここまで《ガブリアス&ギラティナGX》が多く存在しているとは思っておらず、ミラーマッチにおける有効なカードを入れられなかったのも反省点です。

有効なカードやプランがないミラーマッチは先行が俄然有利で、あとはブン回ったほうが勝ちになってしまいます。考察が行き届いていなかった部分でした。

逆に言えばエネルギーの構成、採用するアタッカー等で動きが大きく変化するデッキです。現在《トキワの森》になっている部分を《格闘道場》に変え、《エネルギースピナー》を採用するとよりパワフルかもしれません。

おわりに

強化拡張パック「スカイレジェンド」が発売され、JCSまでは残り40日ほど。

僕が現在保持しているポイントは245で、トレーナーズリーグを完走できれば305に届きます。シティリーグのシーズン4とJCSでどれだけ勝てるかにより、WCSの参加権利を得られるかどうかが決まる大切な時期になってきました。

勝負は時の運も絡みます。どれだけ努力しても絶対に勝てる保証はありません。だからこそ、自分に言い訳をせず最後までやりきったと言えるよう残りの時間は努力します。

公式戦に初参加した時はただ参加することが楽しい!という感覚でしたが、ずっと走り続けているうちに少しずつ悔しい、辛い、勝ちたいというような色々な感情が自分の中に湧き上がるようになりました。

それは自分が成長している実感でもあり、歩みを進めている現れでした。プレッシャーのあまり自分を見失いかけたこともありましたが、もう大丈夫だと思います。

ありがたいことに、懸命に走り続けている中で僕のことを応援してくれる人達もいました。そんな人達に最大の形で恩を返せるよう、しっかり勝ってWCSへの切符を手に入れたいです。

最後まで頑張ります。よろしくお願い致します。

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