【新弾で遊ぼう!】ジージーエンドの注目3デッキ解説

Pokead Prosのイノウエ選手によるデッキ構築記事です。この記事では、ジージーエンドに収録されている《ガブリアス&ギラティナGX》、《ライチュウ&アローラライチュウGX》、《ジガルデ》を使ったデッキレシピを紹介しています。

アローラ! Pokead Prosの「へる」こと「イノウエ タカヒロ」です。

SM10a「ジージーエンド」が発売されて数日経ちましたが、皆さん既に新カードで遊びましたか? ダブルブレイズで中心となっていた炎や闘タイプの強化だけでなく、看板ポケモンの《ガブリアス&ギラティナGX》の強力さや《リセットスタンプ》の影響力が目立っているので、より面白い環境になりそうですね。

チャンピオンズリーグ2019 京都大会ではジージーエンドまでのカードを使ってデッキを組むことになるので、本番に向けて僕も早速新しいカードを試すためにサンプルデッキを組んでみました。初めて使う人でも使いやすいデッキになったと思うので、「とりあえずジージーエンドで遊んでみたい!」という人には是非使っていただきたいです。

では行きましょう!

【ガブリアス&ギラティナGX】

ガブリアス&ギラティナGX

サンプルデッキリスト

デッキインフォメーション

アーキタイプ 【ガブリアス&ギラティナGX + カラマネロ】
レギュレーション SM1~SM10a
作成者 イノウエ タカヒロ(へる)
デッキコード yEUpy3-wVAie1-X2MypM

《ガブリアス&ギラティナGX》のデッキ概要

派手なワザと高いHPを持つ《ガブリアス&ギラティナGX》に、特性「サイコリチャージ」で超エネルギーをつけられる《カラマネロ》を組み合わせたデッキです。

「カラミティエッジ」はダメカンの乗っているポケモンに対して大ダメージを与えられますが、その分ワザを使うのに必要なエネルギーが多いという欠点もあります。それを《カラマネロ》が補ってくれるので、一度《カラマネロ》を用意した後は素早く攻撃を行えるようになります。

今回はその組み合わせに加え、ダメカンを乗せる役として《ミュウ》《ギラティナ》を採用しました。ここまで挙げたポケモンは全て《ミステリートレジャー》で手札に加えられるので、毎試合安定して戦うことができます。

簡単なデッキの使い方

  1. 対戦開始時、まずは《ネストボール》《ミステリートレジャー》を使って《マーイーカ》を最低2体並べましょう。
  2. 倒したいポケモンに《ミュウ》の「サイコパワー」や《ギラティナ》の「やぶれたとびら」であらかじめダメカンを乗せておきます。なるべく多くのポケモンにダメカンを乗せておくと、「カラミティエッジ」で倒しやすくなるからです。
  3. 次の番からは《マーイーカ》《カラマネロ》に進化させつつ、「サイコリチャージ」で《ガブリアス&ギラティナGX》《基本超エネルギー》を、手張りで《基本闘エネルギー》をつけて攻撃準備は完了です。
  4. 《ガブリアス&ギラティナGX》をバトル場に出し、「カラミティエッジ」でひたすら相手のポケモンを倒し続けましょう。新しく出てきたポケモンには「ちょくげきだん」や「やぶれたとびら」でダメカンを乗せておくと良いです。
  5. 倒しづらいポケモンや、ベンチで準備している強いポケモンは「ジージーエンドGX」で無理やりトラッシュしましょう。

ワンポイントテクニック

ダメカンはなるべく《ミュウ》や《ギラティナ》で乗せよう

「カラミティエッジ」で大ダメージを出すにはダメカンが乗っているのが条件ですが、あらかじめダメカンを乗せる時は《ミュウ》《ギラティナ》を使うように心がけましょう。

《ガブリアス&ギラティナGX》でも「ちょくげきだん」を使ってダメージを与えられますが、次の相手の番で《ガブリアス&ギラティナGX》がダメージを受けてしまいます。TAG TEAMは倒されるとサイドを3枚も取られてしまうので、なるべく倒されないように動くのがいいですね。

非GXポケモンにはギラティナで戦おう

非GXポケモンを中心に攻撃してくる相手には《ギラティナ》で繰り返し攻撃するのが有効です。《カラマネロ》さえいれば手札をほとんど使わずに《ギラティナ》の攻撃準備が整いますし、比較的軽いデメリットで130ダメージを連発できるポケモンはなかなかいません。

TAG TEAM相手にも《ギラティナ》で戦うことが有効なケースが多いですが、《アセロラ》《まんたんのくすり》で回復される危険性は常に考えておきましょう。

アセロラをうまく使おう

《ガブリアス&ギラティナGX》は高いHPのおかげで中々倒されません。多くの相手は複数回攻撃して倒そうとしてくるので、もう少しで倒されそうというタイミングで《アセロラ》を使いましょう。

相手のサイドを取る計算を大幅に狂わせることができますし、《カラマネロ》のおかげでまたすぐにエネルギーをつけて攻撃ができます。

【ライチュウ&アローラライチュウGX】

ライチュウ&アローラライチュウGX

サンプルデッキリスト

デッキインフォメーション

アーキタイプ 【ピカチュウ&ゼクロムGX + ライチュウ&アローラライチュウGX】
レギュレーション SM1~SM10a
作成者 イノウエ タカヒロ(へる)
デッキコード 3MMSRy-guyfLx-pUMp2X

デッキ概要

トリッキーなワザを持つ《ライチュウ&アローラライチュウGX》を、デッキからたくさんエネルギーがつけられる《ピカチュウ&ゼクロムGX》と組み合わせたデッキです。

「タンデムショック」でダメージを与えながらマヒで身動きを取れなくさせたり、エネをたくさんつけた「ライトニングライドGX」で大ダメージを与えたりと、《ピカチュウ&ゼクロムGX》ではできなかったことを補ってくれます。《ゼラオラGX》の「じんらいゾーン」があるおかげで、2体のTAG TEAMを入れ替える手間もかかりません。

他にもいきなり攻撃準備を整えられる《タッグスイッチ》、相手にサイドを取られても巻き返せる《リセットスタンプ》など、ジージーエンドで登場した優秀なグッズを《デンジ》で手札に加えやすいのも利点ですね。

簡単なデッキの使い方

  1. 最初の番は《カプ・コケコ◇》《エネルギーつけかえ》を使い、《ピカチュウ&ゼクロムGX》に3つエネルギーをつけましょう。最初に攻撃できる番で「フルドライブ」を撃てるのが理想です。
  2. 同時に《ゼラオラGX》《ライチュウ&アローラライチュウGX》をベンチに出しつつ、「フルドライブ」を撃ったらエネルギーを3つ、つけます。
    ここまでは《デデンネGX》《リーリエ》でたくさんカードを引いて準備しましょう。
  3. あとは相手のポケモンに合わせて《ピカチュウ&ゼクロムGX》《ライチュウ&アローラライチュウGX》を使い分けながら戦います。相手のポケモンが一撃で倒せないなら「タンデムショック」、倒せそうなら「フルドライブ」で後続のポケモンを準備しながら戦うのがオススメです。
  4. ある程度サイドを取り進めて場にエネルギーがたくさん用意できたら、《エネルギーつけかえ》《タッグスイッチ》を使ってGXワザで決着をつけましょう。相手のバトル場とベンチのポケモンをまとめて倒せる「タッグボルトGX」、高いHPのポケモンでも倒しやすい「ライトニングライドGX」を状況に合わせて使いましょう。

ワンポイントテクニック

無理に動かない

このデッキは「フルドライブ」を早く撃てるようになるまで少しコツがいります。

最初の手札に《基本雷エネルギー》がほとんど無く、逆に《エネルギーつけかえ》《エレキパワー》がたくさんある場合は無理をしないこと。《デデンネGX》の「デデチェンジ」で強引に動くと手札を無駄遣いしてしまう可能性が高いので、一度我慢しましょう。

それより《ピカチュウ&ゼクロムGX》にしっかりと手張りし、次の番で確実に「フルドライブ」を撃てるように準備したほうが結果的には良くなると思います。

タッグスイッチで相手の裏をかこう

TAG TEAMのポケモンが倒されそうになったら、《タッグスイッチ》で別のポケモンにつけかえてから《まんたんのくすり》を使いましょう。あらかじめエネルギーをつけかえておけば無駄にしなくて済みます。

また、つけかえる先がTAG TEAMのポケモンならGXワザの追加効果も使いやすくなります。「タッグボルトGX」や「ライトニングライドGX」の追加効果を狙うには大量のエネルギーが必要になるので好都合ですね。

ピンチの時こそリセットスタンプを使おう

もしTAG TEAMのポケモンが倒されてしまっても焦らないでください。《リセットスタンプ》を使って相手の手札を減らせば、サイドが取られていればいるほど動きを鈍らせることができます。

攻撃してきたポケモンを合わせて倒せるとベストです。相手が後続のポケモンを用意できていなければ逆転の可能性が高まります。

【ジガルデ】

ジガルデ

サンプルデッキリスト

デッキインフォメーション

アーキタイプ 【ジガルデGX + ジガルデ】
レギュレーション SM1~SM10a
作成者 イノウエ タカヒロ(へる)
デッキコード gLnHn6-i9S5cI-igHg6N

デッキ概要

GXポケモンに対して強力なワザを持つ《ジガルデGX》に、特性「セルカンパニー」でワザのダメージを上げられる《ジガルデ》を組み合わせたデッキです。

「ジャッジメントGX」は優秀な効果を持っていたものの、TAG TEAM相手には威力不足なのが課題でした。しかし「セルカンパニー」や《格闘道場》といった多くのプッシュを受けてワザの威力が大幅に上昇し、一気に使いやすくなりました。

《ジガルデ》を並べ、エネをつけて攻撃するという基本的な動きを丁寧に行うデッキなので、シンプルで使いやすいのも特徴です。あまりポケカに慣れていない方にもオススメできます。

デッキの使い方

  1. 対戦開始後、まずは《ハイパーボール》《ネストボール》《ジガルデGX》《ジガルデ》を並べましょう。《ジガルデGX》は1体でも良いですが、《ジガルデ》はなるべくたくさん並んでいるほうが強いです。
  2. 並行し、《ハイパーボール》《ダートじてんしゃ》《基本闘エネルギー》をトラッシュに送りましょう。1枚でもあれば「ブーストファング」で後続のポケモンにエネルギーがつけられるので無駄がありません。
  3. 《ジガルデ》をバトル場に出し、「ブーストファング」でダメージを与えながら《ジガルデGX》にエネをつけましょう。《ジガルデ》のHPはそれほど高くないので倒されやすいですが、あえて倒してもらうのが目的です。《ジガルデ》が倒されたら《ジガルデGX》をバトル場に出し、《くろおび》《ダブル無色エネルギー》で一気に攻撃準備が整うからです。
  4. 《格闘道場》《ジガルデ》でワザのダメージを上げつつ、「ジャッジメントGX」で相手のGXポケモンを倒しましょう。
    この状態の《ジガルデGX》は相手のGXポケモンからダメージを受けないので、次のターン以降も「グランドフォース」や《ユリーカ》+「ジャッジメントGX」でリードを保ったまま攻撃し続けましょう。

ワンポイントテクニック

ジガルデだけで戦うのも戦術

非GXポケモンが中心のデッキ相手には《ジガルデ》だけで戦う選択肢もあります。「ブーストファング」があればエネルギーは途切れませんし、効果は重複するので想像以上に高い威力のワザになります。

後攻1ターン目からサイドを取りにいけるのでテンポよく戦えるのもこのデッキのいいところですね。

ばら撒きデッキ相手には《ディアンシー◇》で対抗

ダメカンを全体にばら撒いてくる相手には《ディアンシー◇》が役に立ちます。「ブーストファング」でエネルギーをある程度つけておくと、「ダイヤレイン」でベンチのポケモンを回復しながら攻撃できますね。

「ダイヤレイン」自体はあまり大した攻撃性能ではありませんが、《格闘道場》の恩恵を受けられるので与えるダメージは侮れません。ダメカンをばら撒いてくる多くのデッキはあまりHPが高くないので、戦力としてカウントできるでしょう。

《ジガルデGX》でスタートしても問題ない。ただし…

《ダブル無色エネルギー》があれば《ジガルデGX》も後攻の最初の番からワザが使えますし、そのままエネルギーを自分につけられるので、対戦開始時にバトル場にいても大きな問題はありません。

ただしエネルギーがトラッシュに落ちていないといつまでも大技が使えなかったり、《基本闘エネルギー》がつけられないと《格闘道場》の恩恵が受けられなかったりと無視できない影響もあります。なるべく早く《ジガルデ》と入れ替えるか、エネルギーをトラッシュに送りましょう。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。今回紹介したデッキが何かの参考になれば幸いです。

実際に使ってみて思ったのは、やはり実際に使うまではカードの評価は正しく行えないということ。
使ってみると想像していたよりも面白く、強いカードが多かったのでとりあえず触れてみる気持ちは大切だなと思いました。

とはいえ、まだまだ新しいカードの可能性は引き出しきれていないと思います。新しいカードを使って遊んだところから、真価を発揮できるようになるまで自分なりに練り続けていきます。

そして、これを見て興味が湧いた方にも是非使って、そして好きな形に組み替えて遊んでいただきたいと思います。

ではまた! 次の記事でお会いしましょう!