【デッキ解説】ゾロアークGX + ペルシアンGX + ジュゴン

この記事では、ゾロアークGX + ペルシアンGX + ジュゴンを使ったデッキの使い方がわかります。ポケモンカードのデッキの回し方の解説記事です。

これまで活躍してきた《ゾロアークGX》に、新たなアーキタイプが登場した。
《ジュゴン》《ペルシアンGX》を採用した型、通称【ジュゴゾロ】である。
いわゆる【ルガゾロ】の《イワンコ》《ルガルガンGX》の枠に《パウワウ》《ジュゴン》を採用したこのデッキ。
SM10a発売後、最も流行しているデッキの1つと言っても過言ではないアーキタイプである。
しかし、なぜ非GXの《ジュゴン》が採用されているのか?
今回はこのカードに焦点を当ててデッキの解説をしていこう。

《ジュゴン》とは?

ジュゴン

ジュゴン
1進化ポケモン HP120 水タイプ
ワザ
(無)(無)しっぽではたく 60

(無)(無)(無)デュアルブリザード
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ60ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]

弱点 抵抗力 にげる
鋼 ×2 なし 2


ベンチポケモンを狙撃

《ジュゴン》の「デュアルブリザード」は、相手のポケモン2匹に、それぞれ60ダメージを与えるワザである。 進化デッキはベンチにたねポケモンを並べることが多く、それらのHPは60前後である。 ベンチ狙撃により相手のたねポケモンをきぜつさせることができれば、大きくテンポを取ることができ、そのぶん優位に立てる。

ダメージの調整

対GXポケモンにおいて重要なのが、高いHPを持った相手をいかに早く気絶させるか、という点である。
例えば《レシラム&リザードンGX》や《ルカリオ&メルメタルGX》などのTAG TEAMポケモンのHPは260超だ。
もし、ゾロアークGXの「ライオットビート」だけで相手を倒そうとした場合、120の倍数でダメージを与えることになるので、最低でも3回ワザを使わなくてはならない。
しかし《ジュゴン》であらかじめダメカンを乗せおけば、2回の「ライオットビート」で相手を倒すことができるようになる。 もちろん、傷を負ってベンチに逃げた相手を追撃することもできる。

サイドレースの調整役

GXポケモン主体のデッキの場合、サイドカードの取り合いが勝負の決め手となる。(いわゆるサイドレース) ジュゴンは非GXポケモンのため、倒されても相手に取られるサイドカードの枚数は1枚のみ。 これは《ルガルガンGX》を使ったデッキにはない利点である。

つまりジュゴンは、

  • 強力なベンチ狙撃で相手の進化前ポケモンをきぜつさせる
  • TAG TEAM GXポケモンのHPを削ることで倒しやすくする
  • サイドレースで優位に立てる

という点が、環境にマッチしたポケモンなのである。

では、具体的にどのように構築されるのか、デッキレシピを見ていこう。

サンプルデッキレシピ

ゾロアークGX + ペルシアンGX + ジュゴン その1


このデッキの詳細はこちら

ゾロアークGX + ペルシアンGX + ジュゴン その2

ゾロアークGX + ペルシアンGX + ジュゴン その3

これらのデッキに共通している特徴は、以下の5点である。  

  • 《ゾロアークGX》の4枚採用
  • 《ペルシアンGX》の採用
  • 《喰い尽くされた原野》の採用
  • 《リーリエ》の4枚採用
  • 《ハイパーボール》《ネストボール》《ポケモン通信》の採用
  • 《ダブル無色エネルギー》《トリプル加速エネルギー》の採用
上記採用の理由を考えていこうと思う。

《ゾロアークGX》の4枚採用

ゾロアークGX

ゾロアークGX
1進化ポケモン HP210 悪タイプ
特性
とりひき

自分の番に1回使える。自分の手札を1枚トラッシュする。その後、山札を2枚引く。
ワザ
(無)(無)ライオットビート 20×

自分の場のポケモンの数×20ダメージ。
GXワザ
(悪)(悪)トリックスターGX

相手の場のポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]

弱点 抵抗力 にげる
闘 x2 超-20 2


このデッキのメインアタッカーである《ゾロアークGX》。 「ひかる伝説」発売後から、トップメタに君臨し続けているカードである。 エネルギー1枚で120ものダメージを与えるだけでなく、ドローソースにしても大活躍するポケモンである。 GXポケモンはサイドカードの都合、通常3枚の採用となるが、

  1. ドローソースを兼ねていること
  2. 不要牌(余剰に引いてしまった《ゾロアークGX》)はトラッシュできること
を加味され、堂々の4枚採用となっている。

これと関連するのが、後述の《喰い尽くされた原野》である。

《ペルシアンGX》の採用

ペルシアンGX

ペルシアンGX
1進化ポケモン HP200 無色タイプ
特性
キャットウォーク

前の相手の番に、自分の「ポケモンGX・EX」がきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札にある好きなカードを2枚まで、手札に加える。そして山札を切る。この番、すでに別の「キャットウォーク」を使っていたなら、この特性は使えない。
ワザ
(無)(無)(無)ふくしゅう 10+

自分のトラッシュにあるポケモンの枚数×20ダメージ追加。追加できるダメージはポケモン9枚ぶんまで。
GXワザ
(無)(無)(無)スラッシュバックGX 150

このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]
GXルール
ポケモンGXがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。

弱点 抵抗力 にげる
闘 ×2 なし 2

拡張パック「ダブルブレイズ」から採用されたGXポケモン。 採用枚数は1~2枚と控えめだが、自分の《ゾロアークGX》が倒されてしまった時にこそ活躍するポケモンである。 デッキから好きなカードを2枚まで手札に加えられる「キャットウォーク」は、状況に合わせたカードを探せる柔軟な特性である。 後続の《ゾロアークGX》を始め、自身の攻撃用の《トリプル加速エネルギー》などをサーチする動きが非常に強力。 「ふくしゅう」も侮れないワザである。 言わずもがな、不要なポケモンをトラッシュしつつ、ワザのダメージまで上げてくれる《ゾロアークGX》の特性「とりひき」との相性はバツグン。 思わぬ奇襲攻撃に、相手のプランを崩壊させることもあるだろう。


《喰い尽くされた原野》の採用

これはもちろん、《ゾロアークGX》の「ライオットビート」のダメージを上げるために採用されたカードである。 通常、HPが250以上ある相手には3回ワザを打たなければきぜつさせることができないが、このカードがあれば攻撃は2回で済む。 また、HP270以上の高耐久ポケモンにも、《こだわりハチマキ》をつけることでなんとか2撃で対応しようとしている。 サンプルレシピの中には、こういった状況を見越して《ククイ博士》まで採用しているものもある。 それほど、相手を少ない回数のワザで倒すことが重要な環境だということがわかる。

《ハイパーボール》《ネストボール》《ポケモン通信》の採用の採用

いわゆる「ボール系」の採用が多く重要視されているのもこのデッキの特徴の一つである。 《ゾロアークGX》の「ライオットビート」を最高火力で打つために、ベンチを埋めることは必須だからである。 サンプルとして紹介した3つのデッキレシピには、平均して10枚、これらのカードが採用されている。 デッキの実に1/6がポケモンをサーチするカードで占められているのは、実に《ゾロアークGX》らしいといえるだろう。

《リーリエ》の採用

前述の通りこのデッキはベンチを埋める必要があり、その役割はグッズカードが担う。 そうして失った手札を補充するのが、この《リーリエ》の役割である。 最大8枚ものカードを引くことができるのはこのカードの強み。 手札で重複して引いてしまった場合はドローの枚数が減るという弱点は《ゾロアークGX》の「とりひき」が補う。

《ダブル無色エネルギー》《トリプル加速エネルギー》の採用

《ダブル無色エネルギー》はもはや説明不要の強力カードである。 このデッキにおいては主に《ゾロアークGX》の「ライオットビート」のために使用される。 「いつ引いても強い」カードの代表格だ。

一方、《トリプル加速エネルギー》は強力だが少し癖のある効果を持ったカードである。 進化ポケモンに付ける場合のみ、しかも1ターンだけ、《ダブル無色エネルギー》よりも強力なカードとして作用する。 このカードは主に、《ジュゴン》や《ペルシアンGX》がワザを使用するためのカードである。 特に《ジュゴン》との組み合わせはエネルギーをトラッシュするデメリットも実質無視できるため、非常に相性がいい。 もちろん、《ゾロアークGX》と共有できる点も魅力。アタッカーのための重要なエネルギーである。

デッキの立ち回り

序盤(お互いのサイドカードが6枚)

  • ポケモンを探すことのできるカードを使い、《ゾロア》、《パウワウ》を早めにベンチに並べる
    →出来るだけ多くの《ゾロアークGX》をベンチに並べ、手札を整える
  • 《メタモン◇》は何にでも進化できるカードなので、状況を見て臨機応変に進化させる相手のデッキによって《アローラベトベトン》などを使うために使用する
    →特に、《ジラーチ》の特性を封じるのが有効
  • 減らした手札は《リーリエ》で補充
  • 《トリプル加速エネルギー》を《ジュゴン》につけ、「デュアルブリザード」!
    →特に《マーイーカ》など進化前のポケモンをきぜつさせられるとGood!
    →倒しにくいTAG TEAM GXポケモンにダメカンを乗せ、倒しやすくする

中盤(サイドカードが3〜4枚)

  • 《ゾロアークGX》で手札を整えながら、「ライオットビート」で戦う
    →《喰い尽くされた原野》や《こだわりハチマキ》で打点をあげ、相手のポケモンを倒す
  • 《ニャース》をベンチに待機させ、《ゾロアークGX》が倒された場合に備える
    →《ゾロアークGX》がきぜつした場合は《ペルシアンGX》で後続や、自分の攻撃用に《トリプル加速エネルギー》をサーチする

終盤(残りサイドが1〜2枚)

  • 《ともだちてちょう》や《カプ・テテフGX》で《グズマ》をサーチ
    →相手の《カプ・テテフGX》や傷ついたTAG TEAM GX ポケモンを倒してゲームエンド!
  • トラッシュにポケモンが貯まっているので、《ペルシアンGX》の「ふくしゅう」が活きる
    →ふくしゅうが最大打点なら《グズマ》と《トリプル加速エネルギー》を探せば、《カプ・テテフGX》を倒して勝ち

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