戦略記事

【シティリーグ高田馬場ベスト8】キュウコンマッシルガン解説【後編】

アローラ! 「へる」こと「イノウエ タカヒロ」です。
デッキの概要や新スタンダードからの変化を書いた前編に続き、後編ではカードの採用理由や各デッキ毎の立ち回りを解説していきます。
デッキのプランに基づいた解説なので、よろしければ前編からご覧ください。


カード採用理由

マッシブーンGX

このデッキのメインアタッカーです。今まで書いてきた通り、数々の弱体化があった今でもこのカードが強い理由は「ジェットパンチ」に集約されます。
基本的には各強化カードと組み合わせて進化前たねポケモンを狩りながら、後続のアタッカーやシステムに負担をかけていきます。
非GXポケモン相手には手札状況や先読みこそ必要になるものの、的確にダメカンをばらまくことでサイド複数取りを実現し、サイドレースでの遅れを取り返しやすいです。
もちろん中盤以降一撃でGXポケモンを倒しやすい「ナックルインパクト」や、高耐久ポケモンに先制できる「イクスパンションGX」も優秀です。
全ての技がうまく噛み合っており、《ゾロアークGX》に有利でありながら、立ち回り次第でより多くのデッキと渡り合える優れたカードですね。
実際に使うのは2〜3枚ですが、ゲーム開始時はなるべくこのカードでスタートしたいので4枚採用です。

マッシブーン

特定条件でのみ1エネ120ダメージを叩き出す非GXポケモンです。《ビーストリング》と同じく、カードプールに存在しているだけで相手に警戒したプレイングを強要します。
新スタンダードにおいては《イワンコ》《アローラロコン》を倒されてサイド数を調整されることが多く、「スレッジハンマー」を思うように言えないことも多々あります。
それでも超タイプ、非GX主体のデッキを相手にする時はこのカードが必要です。他のアタッカーも優秀ですが、準備が追いつかないパターンでも即動けて、取られるサイド数が少ないこのカードを挟めるのがベスト。
また、「スレッジハンマー」に目が行きがちですが、「ふりまわす」も十分強力な技です。各種強化を合わせることで無視できない威力になるので、このカードにも《ビーストリング》は積極的に使っていきます。
とはいえこのカードでスタートしてしまうと出遅れてしまいますし、複数枚来ても有効に使えるデッキではないので1枚のみ採用しています。

ルガルガンGX

盤面を自在にコントロールできる強力なカードです。サポート権を使わずに相手のベンチから好きなポケモンを引っ張り出し、強引にこちらのペースに引きずり込みます。
旧スタンダードほど早く確実に進化できるわけではありませんが、特性の影響力は依然として高いままです。序盤は無理に展開せず、中盤以降勝負を決めるタイミングで出すのがいいですね。
玄関鏡は場にカードを並べるデッキが多いので、「デスローグGX」の威力が上がりやすいのも特徴です。割り切って展開するか、ケアして絞るか、《イワンコ》を倒すかの窮屈な選択肢を押し付けます。
もう少し厚めに採用すれば序盤から使いやすくなりますが、採用するポケモンが多い上に枠もないので、《イワンコ》と合わせて2枚ずつの採用です。

アローラキュウコンGX

新スタンダードからのニューフェイスですが、デッキのパワーをなんとか維持してくれている重要なカードです。
「ふしぎなみちびき」から《ビーストリング》をサーチして一気に盤面を整えるのが主な役目ですが、技も非常に優秀なのでウルトラビーストや超デッキ、【ロストマーチ】相手にはアタッカーとして戦います。
他にも《カウンターゲイン》《フィールドブロアー》のようにピンポイントで欲しいカードにもアクセスできるので、デッキ全体の対応力を大きく底上げしてくれています。
こちらももう少し採用枚数を増やしたかったのですが、同様の理由で2枚ずつの採用です。《ルガルガンGX》と違い、一度進化できれば十分役割は果たせるというのもあります。

ディアンシー◇

《ビーストエネルギー◇》と並び、このデッキで最も重要な役割を担う1枚です。
「ジェットパンチ」の威力を高めて進化前のたねポケモン狩りを遂行しやすくなると共に、中盤以降はGXポケモンを一撃で倒す為の打点が出しやすくなります。
ベンチにいる限り永続的に効力を発揮するので、最初から最後まで活躍してくれるでしょう。
単体だとHP60〜70のたねポケモンが倒せませんが、《ククイ博士》と組み合わせて使うとテンポよくサイドを取っていけます。
サイド落ちした時の影響力がかなり大きく、シビアなプレイングを要求されるのは注意が必要です。

メタモン◇

《イワンコ》《アローラロコン》の3枚目であると共に、《ルチア》が盤面を形成するカードになるための1枚です。
HPこそ低いものの、ベンチに置いておくだけで進化先を変化させられる為、その後のプレイに柔軟性を持たせてくれます。
他のプリズムスターよりはサイド落ちした時の影響が低いものの、あるとより強い動きができる1枚です。
ただしダメカンをばら撒いてくる相手や、ミラーマッチでとりあえず出しておく判断は危険です。進化を強制されますし、そもそも進化先を引けなければそのままサイドを献上することになります。

カプ・テテフGX

任意のサポートをサーチできる重要カードです。基本的に最初のターンは《ルチア》をサーチしますが、相手に応じて使い分けたい時はあえて出さずに待つパターンもあります。
《エスケープボード》は主にこのカードにつけます。《グズマ》が使いやすくなりますし、ベンチの埋まりやすいこのデッキでは後出しで臨機応変な対応が取れるようになります。
2枚でもデッキを回す分には問題ないのですが、《ハイパーボール》を進化先ポケモンのサーチに使いたいので、素引きできるよう3枚にしています。4枚でもいいくらい。
もちろん負け筋にもなりますが、そもそも動けなければゲームになりません。安定感を高める為には必要なカードです。

シロナ

新スタンダードのカードプールで、唯一安定して中々の枚数がドローできるサポートです。
《ビーストリング》から持ってくる基本エネルギーが不足しないよう、このカードで逐一デッキに戻しながら他のカードを引きに行きます。
が、全く圧縮が進まないデッキということもあり、引きたいカードを引くためのカードとしては信用できません。
以前は《コルニ》を使って重要なパーツを揃えつつ、エネがなければ《シロナ》で引くという方針だったのでうまく利用できていました。
今は初動のエネは《ルチア》でアクセスし、中盤以降は《ビーストリング》を使うこともあって使用したいタイミングは激減しています。
身動きのできない手札をリフレッシュするか、使い切った手札の補充として使うのが主な役割になります。

ククイ博士

打点を上げながら最低限の手札補充が行える優秀なカードです。
たねポケモンかつ1エネで動ける《マッシブーンGX》との相性は最高で、《ディアンシー◇》と組み合わせて相手の進化前たねポケモンを狩っていきます。旧スタンダードにおける《ちからのハチマキ》のポジションですね。
引ける枚数が少ないので当初は軽視していましたが、実際に使ってみるとこのデッキは大量のドローを必要としません。
エネをつけながら盤面干渉できるサポートを使いつつ、ひたすら「ジェットパンチ」を使っている方が強いので、2枚のドローで十分です。
ただし勝負を決めるタイミング以外でこのカードを《カプ・テテフGX》でサーチするのは流石に弱いので、素引きできるように4枚採用しています。

グズマ

序盤の崩しからフィニッシャーまで役割の広い最強のサポートです。状況に応じて負荷をかける相手を変更し、サイドの複数取りや詰めを行います。
また、《マッシブーンGX》以外でスタートしてしまった時の入れ替え手段として、「ナックルインパクト」のデメリットキャンセルとしても使えます。
《ククイ博士》とは違い、これが使えるか否かでゲームが動くケースが多いので、《カプ・テテフGX》からも積極的にサーチします。
《ルガルガンGX》がいるにも関わらず何枚あっても足らないので、堂々の4枚採用です。

ルチア

サーチ手段の少ないプリズムスターにアクセスできる数少ないカードです。デッキ内のプリズムスターが多ければ多いほど役割が多岐に渡ります。
このデッキでは初動で使いたいサポート筆頭で、《ビーストエネルギー◇》《メタモン◇》をサーチすることで、前スタンダードにおけるコルニのような動きを実現します。
欠点は各種サイド落ちで、あらかじめデッキの内容を確認できる場合は中身を見てから使うか判断します。
また、欲しいプリズムスターがあってもこのカード自体がサイド落ちしていては意味がないので、腐るのを覚悟で2枚採用しています。

ハイパーボール

汎用的なポケモンのサーチカードです。
このデッキは《ビーストリング》の都合上、基本エネルギーですらトラッシュするのをためらう程にトラッシュできるカードがありません。
それでもこのカードを採用せざるを得ないのは、《ルガルガンGX》《アローラキュウコンGX》《カプ・テテフGX》を必要なタイミングでサーチできる方が強力だからですね。
いずれも出せるか否かでゲーム展開が大きく変わってくるので、アクセス手段は多い方が安心できます。そういう意味でも4枚採用です。

ビーストリング

条件こそありますが、ウルトラビーストに規格外のエネ加速を行うパワーカードです。
大体は《マッシブーンGX》が対象になりますが、《マッシブーン》も負けず劣らず使います。「スレッジハンマー」の要求エネを満たしつつ、他のポケモンに1エネ貼るタイミングが生まれるからです。
2回使えればかなり強固な盤面を形成できるものの、1回使えればゲームプラン的に問題はなく、《アローラキュウコンGX》でサーチできることも踏まえて2枚採用にしています。
3枚あれば素引きできる可能性が目に見えて上がりますが、《マッシブーンGX》を中盤以降全く使わない相手も増えてきていたので、採用枚数は抑えました。

こだわりハチマキ

GXポケモン相手へのダメージを大幅に上げるグッズです。
「ナックルインパクト」が単体で190ダメージ、《ディアンシー◇》と合わせて210ダメージに届くようになるので、倒せるポケモンの幅が一気に広がります。
ミラーマッチでも重要な役割を担っており、各種強化カードと合わせて「ジェットパンチ」で《マッシブーンGX》を確定二発に収められる可能性があります。
他にも《アローラキュウコンGX》につけることで《ウルトラネクロズマGX》《レックウザGX》が確定一発で倒せるようになる等、あるかないかの差が大きいカードです。
とはいえ、最近は非GXに強力なポケモンが多いこともあり、必要な時にサーチすればいいので2枚採用に抑えています。

エスケープボード

擬似的な《かるいし》のポジションです。
このデッキでは《マッシブーンGX》《マッシブーン》《ディアンシー◇》以外のたねポケモンは全て逃げエネが1なので、《マッシブーンGX》以外でスタートした時のケアになります。
また、中盤以降《グズマ》を使った時も《カプ・テテフGX》辺りにこのカードをつけておくことで、一方的にベンチを呼び出しながら「ナックルインパクト」のデメリットをキャンセルできます。
多ければ多いほど序盤の安定感が上がるのですが、引きすぎるとよく分からないことになりますし、《グズマ》で入れ替えることが多かったので2枚に抑えました。

カウンターゲイン

このデッキのメインプランではサイドを先行することが多く、基本的にこのカードは出番がありません。
このカードが真価を発揮するのは、サイドレースで不利になる非GXや、弱点をついてあっさり《マッシブーンGX》を倒してくる相手です。
エネをつけている余裕がないくらいゲーム展開が早くなってしまっても、《アローラキュウコンGX》の「はくぎんのかぜ」や《ルガルガンGX》の「デスローグGX」等、このカードをつけることで即攻撃に移れます。
擬似的なエネ加速手段ですが、あくまで出遅れた一歩を補うためのカードであり、使えるタイミングも相手も限定されているので1枚のみ採用です。

フィールドブロアー

「のろいのおふだ」や「ねがいのバトン」、「こだわりハチマキ」など放置するとゲーム展開に大きく影響するどうぐをトラッシュします。
また、同様に放置が致命傷となるスタジアム《戒めの祠》のトラッシュ手段が多いに越したことはありません。
必要なタイミングで《アローラキュウコンGX》からサーチできるので1枚採用しています。

せせらぎの丘

スタジアムは一度場に出るとトラッシュされない限りは残り続けるので、2枚目以降は無駄になってしまいます。
それでもなお4枚採用しているのは、このカードが毎ターンアドバンテージを得られる強力なスタジアムであり、引けるかどうかで盤面の完成度が大きく変わるからです。
また、《戒めの祠》《ポータウン》、各種プリズムスタースタジアムなど放置することが致命的な影響を及ぼすスタジアムを一刻も早くトラッシュする為でもあります。
ここまで採用すればスタジアム張り替え合戦も早々負けませんし、重複した場合は《ハイパーボール》のコストにしてしまえば問題ありません。

ビーストエネルギー◇

《ディアンシー◇》と並び、このデッキで最も重要な役割を担う1枚です。
「ジェットパンチ」でたねポケモンを狩るためにはこのカードが必要不可欠で、これをつけた状態でどれだけ「ジェットパンチ」を使えるかが勝敗を分けます。
これをつけた《マッシブーンGX》が少しでも長く行動できるように考えて行動するのがオススメです。
なお、序盤に使えなかった場合でも《マッシブーン》につければ非GXながら一撃必殺級のダメージを叩き出せますし、抵抗力の上からゴリ押しするだけのダメージを保証します。
《ルチア》でこのカードをサーチする為だけに使用することもあるほどに大切なカードです。サイド落ちした場合はより慎重な立ち回りが求められます。

ユニットエネルギー闘悪妖

《マッシブーンGX》《アローラキュウコンGX》が共存できる理由のカードです。
勿論グッズサーチ要因としてのみ使うのも悪くないのですが、《アローラキュウコンGX》が攻撃できるとミラーマッチ、弱点をついてくる相手に対しての立ち回りがグッと楽になります。
《マッシブーンGX》《ルガルガンGX》《基本闘エネルギー》でもかまいませんが、《アローラキュウコンGX》の場合はこのカードが無いと攻撃できないので、使いたい時使えるよう4枚採用です。

基本闘エネルギー

7枚は《ビーストリング》を2枚使ってギリギリ足りるかな、くらいの枚数です。
先発の《マッシブーンGX》には基本的に《ビーストエネルギー◇》をつけるので、《イワンコ》《アローラロコン》に1エネだけつけておいたら、残りの余分なエネは《シロナ》でデッキに戻します。
本当はもう少しエネを入れた方が《ビーストリング》を使うときも安心なのですが、枠が厳しいので止むを得ずこの枚数です。

各デッキ毎の立ち回り

デッキ毎に共通しているのは序盤の「ジェットパンチ」をどう使うか意識することです。
目安として、GXポケモン主体のデッキに対しては後続のアタッカーを狙撃し、非GXポケモン主体のデッキに対しては《マグカルゴ》《ジラーチ》などのシステムを狙撃してダメージを蓄積させるといいでしょう。
前者は耐久度を下げる目的に繋がり、後者はサイド複数取りからサイドレースの優位性を崩せる可能性があります。
逆にフィニッシャーは《マッシブーンGX》に固定せず、《ビーストリング》も絶対必要なわけではありません。相手に応じて一番有効なポケモンを準備して繰り出していきます。
現環境には苦手なデッキが多く、それ等に対しては非常に繊細なプレイングが求められます。日頃から練習して動きとそれに対するイメージを掴んでおくといいですね。

対ミラーマッチ

旧スタンダードから変わらず、難しい立ち回りを要求されます。
前提としてデッキが回った・回らなかったという要素が大きく影響するので、まずはやりたいことができるように厚めにカードを採用しました。

《せせらぎの丘》の存在からお互いの盤面は確実に整っていくでしょうし、あとはどれだけ強気にいけるかという戦いになります。
「ジェットパンチ」のベンチ狙撃は《イワンコ》《アローラロコン》を優先します。進化後のHPが200あるので、無傷のままだと「ナックルインパクト」で届きません。
いなければ《マッシブーンGX》《カプ・テテフGX》に乗せて勝ち筋を作ってもいいですし、相手が失速気味なら《ディアンシー◇》に乗せておいて複数取りも視野に入れます。
逆に意図もなく早い段階からたねポケモンを並べ、相手の「ジェットパンチ」に仕事をさせないでください。特に《アローラロコン》は二度のベンチ狙撃で気絶するので、進化を強要されます。
サイドを一気に複数取られて《ビーストリング》が使えませんでしたというのは最悪の流れです。なんとしても避けましょう。

対【ルガルガンゾロアーク】

参考レシピ

有利です。このデッキに限らず、《ゾロアークGX》が採用されたデッキは確実に展開力の一柱なので、弱点ながら出さざるを得ない状況があります。
つまりこちらからすれば常に一定の勝ち筋が盤面にいるということと同意義です。逆に放置しておくとアドバンテージの差がどんどん開いていくので、速やかに倒しましょう。

      《ゾロア》の段階から積極的に倒し、サイドを先行する
      《デオキシス》に一撃で倒されないよう、不用意に《マッシブーンGX》に3エネつけない
      非GXアタッカーは無視して、GXポケモン及びその進化前を集中的に狙う
      ただし《マニューラ》が採用されている場合はベンチの特性持ちを絞るか、優先して倒す
      「デスローグGX」で安易に突破させないよう、ベンチは3体以下に絞る

基本的には《ゾロア》の段階から積極的に倒していきつつ、ベンチのポケモンに負担を与えていきます。「ジェットパンチ」さえ使えれば《ゾロア》は無強化で倒せるのでハードルは低めです。
《ディアンシー◇》《ククイ博士》《こだわりハチマキ》or《ビーストエネルギー◇》を組み合わせれば《ゾロアークGX》ですら倒せます。
《アセロラ》による仕留め損ないと《ジャッジマン》の一方的なマウントのみ警戒し、核となるポケモンをしっかり狙うのがオススメです。

対【超シルバーバレット】

参考レシピ

不利です。GXポケモンがほぼ採用されていないでしょうし、こちらは弱点をつかれて《マッシブーンGX》が一撃で倒されてしまいます。
《ギラティナ》が闘タイプの抵抗力を持っているのもかなり厄介で、「ジェットパンチ」を主軸とした立ち回りは厳しくなります。

相手の盤面が整えば整うほど《マッシブーンGX》は負け筋になるので、スタート時を除いて出さないように意識します。
序盤で相手の攻撃準備が整うまでの間、《グズマ》を駆使して徹底的に《カラマネロ》を狙い、少しでも試行回数を増やせるように心がけるといいでしょう。
相手の方が早いならそれはやむを得ません。《アローラキュウコンGX》を主軸に立ち回り、《カウンターゲイン》から反撃に転じます。
とにかく失速させる意識が大切です。サイドレースで元々不利なので、スムーズに動かれれば一方的な試合になります。

対【ウルトラネクロズマGX】

参考レシピ

若干不利です。 概ね【ギラティナカラマネロ】と立ち回りは似ていますが、相手にGXポケモンがいるのでまだ勝負になります。
ただしこちらにも《ギラティナ》が採用されている可能性が高いので、引き続きスタート時以外の《マッシブーンGX》は出さないように気をつけます。

相手のGX技がいくつか選択肢がある上、いずれも致命傷になりかねないのでケアを忘れないようにしましょう。
この対戦では特に《アローラキュウコンGX》が活躍します。《こだわりハチマキ》をつけた状態の「はくぎんのかぜ」で《ウルトラネクロズマGX》を、「サブリメイションGX」なら《ネクロズマ あかつきのつばさGX》も含めて倒せます。
「ジェットパンチ」で集中的に《カラマネロ》にダメカンを蓄積させながら、《ビーストリング》タイミングで盤面に複数のアタッカーを準備させないよう盤面を崩していきます。
早い段階で準備が整ってしまうと力負けしますし、《マーシャドー》《ビーストリング》も含めて攻撃手段が豊富な相手です。何をされたら最悪のパターンになるのか、常に考えながら立ち回る必要があります。

対【ズガドーンアーゴヨン】

参考レシピ

若干不利です。順当に回った場合こちらのポケモンは一撃で倒されますし、システムでありながら《アーゴヨン》が非GXのアタッカーとして《マッシブーンGX》に睨みを効かせてきます。
《ベベノム》を優先して倒しながら相手の動きを失速させ、《マッシブーンGX》が倒されてもすぐにカウンターできるよう《マッシブーン》《アローラキュウコンGX》を準備しておきましょう。
《ビーストリング》タイミングを抜けた状態で《ズガドーンGX》を軒並み倒せていれば楽になります。ただしサイドを先行されている状態でサイド1枚になると「バーストGX」で必至に追い込まれるので注意が必要です。

対【ゼラオラサンダー】

参考レシピ

タイプ的には有利なものの、非GX主体な上に《サンダー》が闘タイプの抵抗力持ちで《マッシブーンGX》を確定二発で仕留めてくるので、かなりやりづらい相手です。
《エレキパワー》がとにかく厄介で、非GXですら一撃必殺のダメージを叩き出してきます。サイドレースで不利な点が響きますね。
とにかく《サンダー》《グズマ》で回避しながら他のアタッカー、システムに「ジェットパンチ」を撃ちながらダメージを蓄積させ、サイドの複数取りを狙います。
《サンダー》だけでローテーションしながら攻撃され続けるとかなり厳しいですが、《マッシブーンGX》《マッシブーン》をうまく使いながら食らいついていきましょう。
なお、《ゼラオラGX》を出してくれるのであれば願ってもないチャンスなので、フルパワーの「ジェットパンチ」をお見舞いします。もし倒せなくてもベンチ狙撃で十分倒せるレベルのダメージを与えておけば、後々サイド複数取りにつながるので結果オーライです。

おわりに

以上で【キュウコンマッシルガン】の解説を終わります。この記事を見て少しでもマッシブーンに興味を持っていただけたら幸いです。
ポケアドさんに初めて寄稿した記事もマッシブーンでしたが、そこから大会に参加し続けてやっと芽が出てきてくれたかなと思うと、感慨深いものがあります。
SM8b「ウルトラシャイニー」が発売し、12月の「チャンピオンズリーグ2019 新潟大会」まであと1ヶ月を切りました。
またメタゲームは変化するでしょうし、どのデッキにも可能性があるレベルでパワーは拮抗していると感じています。
今回はマッシブーンが答えてくれましたが、新潟大会で更に上を目指す為にも、より努力していこうと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!