【カード解説】《ブラッキーGX》を使いこなしたい!【SM1M】

悪タイプGXポケモン《ブラッキーGX》を徹底解説!

今回は拡張パック「コレクションムーン」に収録された《ブラッキーGX》を解説。悪タイプらしいトリッキーさを持った進化をしています。
「ひるがえす」「シャドーバレット」「ナイトクライGX」を使いこなそう!

ブラッキーGX

《ブラッキーGX》 1進化 HP200 悪
ワザ
悪 ひるがえす 30

のぞむなら、このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
悪無無 シャドーバレット 90
相手のベンチポケモン1匹にも、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
GXワザ
悪無 ナイトクライGX

相手の場のポケモンについているエネルギーを、2個トラッシュする。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]
弱点 闘
抵抗力 超
にげる 無無

進化の可能性!

《イーブイ》の持つ「エナジーしんか」

何と言っても強力なのが《ブラッキーGX》の進化前となる《イーブイ》(SM1M)の持つ「エナジーしんか」です。この特性は自分の番に基本エネルギーをつけた時に、デッキからつけたエネルギーと同じタイプのポケモンを探して進化することができます。

この特性のおかげで、最初の番やベンチに出した番のうちに進化することで《イーブイ》のまま倒されてしまうことを防ぎます。《マッシブーンGX》のようにエネルギー1つで30ダメージを出す闘ポケモンもいるためできるだけ早く進化しておきたいところです。

マッシブーンGX

より安定して進化したい場合は《はかせのてがみ》や《エネくじ》のような、エネルギーを探すカードを採用するといいでしょう。

《はかせのてがみ》《エネくじ》

華麗にベンチにひるがえせ!

ひるがえす

《ブラッキーGX》の「ひるがえす」は、相手にダメージを与えた後にのぞむならベンチポケモンと入れ替えるワザです。ベンチポケモンと入れ替えることで《ブラッキーGX》が次の番にダメージを受けることを回避できます。

《カプ・コケコ》のような、にげるエネルギーが必要ないポケモンや、相手に一撃で倒されない高HPのGXポケモンと毎回入れ替えれば、相手にサイドを取られることなくきぜつを狙えるかもしれません。

非GXポケモンであればたとえ倒されたとしても自分の取られるサイドの枚数を1枚に押さえることもできます。

《ブラッキーGX》の代わりにダメージを受けるポケモンをさらに工夫すれば戦いに幅が生まれるでしょう。

《ケンタロスGX》《ナマコブシ》

例えば自らに乗っているダメカンの数だけダメージの上がる「いかり」を持つ《ケンタロスGX》を出せば相手からの《ブラッキーGX》へのダメージを回避した上で「いかり」のダメージが上がります。相手からダメージを受けた時に相手にダメカンを6つ乗せる《ナマコブシ》と入れ替われば攻撃的なワザとしても使えます。

このように攻撃にも守りにも使えるワザのため、状況に応じて入れ替えるポケモンを変えるといいでしょう。

ベンチまで貫通する弾丸!

シャドーバレット

《ブラッキーGX》の「シャドーバレット」は、ベンチポケモンにも30ダメージを与えます。

バトルポケモンに与えるのは90ダメージのため低く感じますが、エネルギー3つで合計120ダメージを与えるため複数回使っていくことで思ったよりもダメージ量を実感できます

例えば《ジジーロンGX》《カプ・テテフGX》のようなHP170前後のポケモンと戦う際に、120ダメージのワザを2回使うのではなく90ダメージを2回で倒し、ベンチに30ダメージを2回与える方が無駄なくダメージを与えることができます。

ジジーロンGX

1進化ポケモンや2進化ポケモンにも、進化前のうちに複数回30ダメージを与えて置くことで中盤以降にきぜつさせやすくなりますね。もちろん2回のダメージでベンチのHP60のたねポケモンのきぜつも狙えます。

また、相手ポケモンを倒さずにダメージを乗せておく意味がある場合もあります。

《ドンカラス》の「レイブンクロー」は相手の場のダメカンの数だけダメージの上がるワザです。「シャドーバレット」を2度使えば「レイブンクロー」で与えるのは250ダメージ。GXポケモンをも一撃で倒すワザになります。

《ドンカラス》《グズマ》

《グズマ》を駆使して相手ポケモンを倒さずにダメージを乗せていけば《ドンカラス》による大ダメージにも期待できます。

相手に応じてエネルギーをトラッシュ!

シャドーバレット

《ブラッキーGX》の「ナイトクライGX」は、相手の場のエネルギーを2個選んでトラッシュするGXワザです。

このGXワザと比較するべきなのは《エンニュートGX》の「クインヘイズGX」と《ギャラドスGX》の「ドレッドストームGX」でしょう。「クインヘイズGX」は相手バトルポケモンのエネルギーを全てトラッシュ、「ドレッドストームGX」は相手の場のポケモンそれぞれのエネルギーを1つずつトラッシュします。

《エンニュートGX》《ギャラドスGX》

相手のデッキが、エネルギー1つで使えるワザばかりのデッキだった場合「クインヘイズGX」は活躍しづらく、1匹のポケモンにエネルギーをひたすらつけるデッキであれば「ドレッドストームGX」は効果を発揮することができません。しかし「ナイトクライGX」はどちらのシチュエーションにも対応できる柔軟性があります。

2個という個数制限があり、《エンニュートGX》《ギャラドスGX》それぞれのGXワザよりも派手さには欠けますが、柔軟性のあるGXワザです。

《ブラッキーGX》を使ったデッキの変遷

SM1期

SM1が発売された時期にはベンチポケモンを展開するデッキが流行していたことで、その対抗馬として《ゾロアーク》が注目されていました。

そこで登場した《ブラッキーGX》は《ゾロアーク》と《ダブル無色エネルギー》やエフェクトブイズを共有してさらなる火力アップが狙えることから同じデッキで使用されました。

《ゾロアーク》《ダブル無色エネルギー》

環境に多かった《MレックウザEX》や《ボルケニオンEX》《ジュナイパーGX》をエフェクトブイズによって弱点を突き、《シャワーズ》の「アクアエフェクト」もしくは《サンダース》の「エレキエフェクト」でタイプを追加することで《うねりの大海》でHPを回復することもできるため持久力もあるデッキでした。

非EX・GXポケモンが主体の【よるのこうしん】相手にも「シャドーバレット」でのサイド2枚取りを狙えたり「ひるがえす」できぜつを回避したりと、上手く立ち回ることができます。

その結果チャンピオンズリーグ2017大阪では3位入賞を果たしました。

SM2期以降

SM2Lでの、ベンチポケモンをバトル場に出す特性「ブラッディアイ」を持つ《ルガルガンGX》の登場によって《ブラッキーGX》は簡単に倒されてしまうようになりました。

ルガルガンGX(まよなかのすがた)

その強力な特性から環境に居続ける《ルガルガンGX》によって《ブラッキーGX》にとっては苦しい状況が続きます。

《アローラキュウコンGX》や《ダストダス》、《ゾロアークGX》などの流行によって環境にエフェクトブイズで弱点を突くことができるポケモンが減っていったこと、悪タイプへの抵抗力を持つ《サーナイトGX》の隆盛など…

《ブラッキーGX》への追い風は吹くばかりですが、十分活躍できるポテンシャルは持ち合わせているGXポケモンと言えるでしょう。

今後、トーナメントシーンでの《ブラッキーGX》の活躍が楽しみですね。

まとめ

《ブラッキーGX》の特徴は以下の3点でした。

  • 攻守様々な使い方が考えられる「ひるがえす」
  • バトル場とベンチそれぞれにダメージを与える「シャドーバレット」
  • 状況に対応してエネルギーをトラッシュできる「ナイトクライGX」

《ブラッキーGX》の持つワザはバトルポケモンに与えるダメージこそ少なく派手さに欠けて見えますが、対戦から見ると中盤以降にじわじわと効いてくるようなワザばかりですn。

《ブラッキーGX》は悪タイプらしく絡め手の得意なポケモンですね。

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2000-08-09


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